その症状、うつ病かも
抑うつ気分になったり、不安・あせりがあったり、興味や喜びが喪失したりしていませんか?その症状はもしかしたらうつ病かもしれません。うつ病は心の症状だけでなく、体にも症状が現れます。例えば、眠れなくなったり、食欲がなくなったり、体の重さや痛みが伴うこともあります。放置しておくと悪化するだけでなく、日常生活にも支障がでてしまいます。インターネット上にもセルフうつ病チェックやうつ診断などがあるので、もし当てはまった方は心療内科を受診することをオススメします。
うつ病にはストレスが関係している
うつ病はストレスが関係していると言われています。慢性的なストレスが原因で、限界を超えるとうつ病を発症しやすくなります。ストレスは悲しい出来事やつらい出来事だけでなく、うれしいことや喜ばしいこともストレスになることがあります。例えば、結婚や昇進など人生転機でさえストレスになり得ます。また引越しや部署の移動などの環境の変化もストレスにつながります。重要なことは、人によってストレスになる原因はさまざまだということです。まさか、こんなことで?などと思わずにストレスは人によって違うということを覚えておいてください。
眠れない時はどうする?
うつ病の症状で多く見られるのが、眠れない、眠りが浅いなどといった不眠の症状です。では、眠れないときはどうすればいいのでしょうか。医師と相談して睡眠薬を処方してもらうのも良いでしょう。昼間に少しでも体を動かしてみることも効果的です。大事なことは、夜眠れないからといって、昼間に寝てしまい昼夜逆転生活にならないようにすることです。難しいかもしれませんが、眠れなくても決まった時間に起きることを心掛け規則正しい生活をしましょう。またスマホやパソコンのブルーライトは睡眠ホルモンの分泌を妨げるため、寝る1時間から2時間前には使用しないようにしてください。寝る前にゆっくりとしたテンポの曲を聴くのも効果的です。イヤホンで聴くよりもスピーカーで聴くほうがより効果が得られます。
うつ病の治療法って?
治療は大きく分けて、休養、薬物療法、精神療法などがあります。休養は人によってさまざまで、仕事を軽減する程度から休職や入院する場合もあります。医師と相談しながら休養をとりましょう。薬物療法は抗うつ薬や睡眠導入剤や抗不安薬など症状に合わせて薬を処方されます。薬を使うことに抵抗があるかもしれませんが、体の病気で薬を使うことと同じです。医師を信頼して勝手に中断せず、一定期間服用を続けましょう。精神療法はいわゆるカウンセリングです。主に自分の考え方のくせや行動パターンを見直していきます。これは主に再発予防になります。
辛い不眠やうつの症状がある場合は、岡山の心療内科を受診しましょう。適切な治療を早期に受けることが大切です。